- 支配人のインタビュー
- 利用者のインタビュー
セレマシティーホール西ノ京玉泉院の支配人インタビュー
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- 葬儀のプロとして安心と信頼を提供し続けます
- セレマシティーホール西ノ京 支配人 佐野田 博克 さん
故人にふさわしい葬儀をプロとして取り仕切ります
- モットーはお客様の目線に合わせること
- 葬儀の仕事に携わってもう22年になります。セレマシティーホール西ノ京玉泉院は比較的古い方でオープンして14年たちますが、私は支配人になってからまだ2年くらいです。
日頃いつも心がけているのは『お客様の目線に合わせる』ことですね。こちらは葬儀のプロですから、私たちが当然分かっていると思っていても実際には伝わっていない場合もあります。そういうことが無いように充分留意をしています。
- 細心の配慮を心がけながら丁寧にリード
- 急なご葬儀の場合は、ご家族がなかなか死を受け入れられないということもあります。しかし声をかけるのが辛いほどの状態のときでも、私たちが声をかけないと先に進められません。心では同じように悲しんで細心の配慮を心がけながらも、言わなければならないことはきちんと言ってリードします。
その方だけのオリジナルのご葬儀を演出
- 細心の配慮を心がけながら丁寧にリード
- 地域色は特に無いと思いますが、宗教色はある程度濃いかもしれません。やはり京都という土地柄、お寺さんや宗教者の意見が強いので、同じ宗派でもその都度独自の考え方を確認しておかないとお叱りを受けることもあります。 また、最近はオリジナルのご葬儀が多くなっているので、職業だったり趣味であったり、望んでおられる形でのご葬儀というものを今後もどんどん展開していきたいですね。 お話の中だけではなかなか聞き出せないこともあるんですが、ちょっとしたことを祭壇に取り入れてみたり、その方だけのご葬儀というのを演出していくようにしたいですね。

- 司会は全て女性スタッフで
- セレマシティーホール西ノ京玉泉院ではひと月120件ほどの葬儀が執り行われますが、その全ての司会を女性スタッフが行ないます。接客も、25名の女性スタッフがメインです。やはり女性の方が柔らかい印象ですし、男性とは違った心配りができますからね。 少しでも心地よく、安心してまかせてもらえるように、おもてなしの心で接することを大事にしています。
葬儀は印象深いことの連続です
- 故郷をイメージした祭壇を演出
- この仕事は、とても印象に残ることが多いですね。例えば、なくなられた方が北海道の出身で、いずれ北海道に帰りたいといっていたので、北海道をイメージしたお花の祭壇を作りたいというご希望がありました。そのときには、とても思い入れがおありのようだったので、みなさんの手で作ってみませんかとアドバイスさせていただきました。相手の方は全部のイメージをデッサンされて、それをもとに花の祭壇を作成しました。菊の花などは一本一本手で植えていくわけですから、大変でしたよ。でも、お客様にその祭壇を見ていただいたら、床に座り込んで涙を流しながら「ありがとう、ありがとう」って言っていただけて。それは本当にうれしかったですね。この仕事をやっていてよかったと感じるのは、こういったときです。
後で振り返ったときに心に残るご葬儀を
- 費用に対する意識にも変化が
- 最近では、テレビやインターネットなどで葬儀に関する知識を得る人が増えているように感じます。費用に関しても、今までは葬儀屋さんに「これはこの程度の値段ですよ」と言われるままだったのが、抑える部分は抑えて、お金をかけたいところにはかける。という傾向が強くなっているような気がしますね。これは良い傾向ではないでしょうか。例えば、もうずっと入院されてるような状況で少しでも心づもりがある場合、ご自分たちが思い描いている葬儀の形があるのでしたら、それをすぐに言えるようにしておくといいと思いますよ。ほとんどの方が費用の面を気にされていると思いますが、どうしたいのか、ある程度考えをまとめておけばすぐにお話できますから。
- 短い時間だからこそ感じる誠意
- 短い時間だからこそ、誠心誠意が伝わり易いということもあるように思います。ご葬儀を終えてしばらく経って落ち着いてから振り返ったときに改めて何か心に残るものがあればいいのではないでしょうか。これからも亡くなられた方の気持ちになってオリジナリティ溢れる葬儀をやっていきたいと思います。