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お布施の相場と渡し方

2017年08月08日

お葬式などで渡すお布施はいくらぐらい包めば良いのか迷いますよね。また、渡し方のマナー(ルール)も気になります。ここではお布施の実務を学びましょう。

お布施の相場

お布施はその本来の、僧侶(お寺)から施された読経や供養(法施、無畏施という布施の一種です)に対して僧侶を介してお寺のご本尊(仏様)に金銭的な施し(財施)をすることで自身の贖罪をするという意味から、僧侶の行為(読経、供養など)に対する対価ではないため決まった金額(相場)というものは存在しません。 

 とはいっても、あまりにも非常識な額を包むのは憚られます。どう考えれば良いでしょう。お布施に包む金額は地域性やお寺との関係が大きく影響します。ですので、分からない場合は、お寺や僧侶を紹介してくれた葬儀社に相談するのが一番良いでしょう。また、僧侶に「皆さんおいくらくらいお包みですか」と直接尋ねることも失礼ではないようです。ちなみに相場ではありませんが、一般的にお葬式の場合には読経(通夜と本葬の2日分)のお布施として、20万円から50万円を包まれているケースが多いようです。

お布施の渡し方

お札を半紙又は奉書紙で包むかあるいは白い封筒に入れます。表書きはなくても良いとされていますが、地域により慣習が異なりますので、それに準じてください。表書きを書く場合は、御布施またはお布施と薄墨ではなく黒墨で書きます。水引は付けないのが一般的ですが、最近は水引が付いているお布施用の市販の封筒もありますので、それを使用しても問題ありません。お布施を包んだ紙または封筒を小さなお盆(切手盆)に乗せて、お盆ごと渡すのが最も良い渡し方とされています。小さなお盆がないときは袱紗に包み、袱紗から取り出して袱紗の上に載せて袱紗ごと渡します。

 渡すタイミングについては、お葬式や法要の前、後の両方あるようですが、お布施の本来の意味(法施、無畏施に対する財施である)を考えた場合、終わった後に感謝の気持ちを込めて渡すのが理想です。

宗派別戒名のお布施(参考)

読経や供養のお布施のほかに、故人の戒名に対するお布施もあります。これも相場があるわけではありませんが、一般的な目安は次の表のようになっているようです。かなり金額に幅がありますので、あくまでも参考程度にお考えください。

宗派

戒名の種類

6文字戒名

9文字戒名

真言宗・天台宗

5万円~40万円

40万円~50万円

浄土宗

5万円~30万円

30万円~35万円

浄土真宗

5万円~50万円

日蓮宗

5万円~15万円

15万円~

曹洞宗

5万円~40万円

40万円~100万円

臨済宗

30万円~50万円

50万円~80万円

戒名は文字数が増えるに従い位が上がるとされているため、文字数の多い戒名のお布施は高額です。9文字戒名の上位には100万円超の11文字戒名もあります。もっとも高い戒名だから成仏できる、というわけではないことは言うまでもありません。

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