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春と秋の【お彼岸】

2018年03月09日

日本に生まれた喜びを実感できることの1つに、四季の移ろいがあります。寒い冬が終わり春の訪れを実感する春分、暑い夏の終わりとともに実りの秋到来を喜ぶ秋分。私たち日本人が暮らしの中で季節の移ろいを感じることができる一時ですね。春分と秋分は、お彼岸の日としても私たちの生活に根付いています。今日はその彼岸についてのお話です。

お彼岸はいつからいつまで

お彼岸は、春分・秋分をそれぞれ中日として、その前後3日間を合わせた7日間のことをさします。7日間の最初の日をお彼岸の「入り(いり)」、春分・秋分を「中日(なかび)」、最終日をお彼岸の「明け(あけ)」と言います。春分は「春分の日」秋分は「秋分の日」として国民の祝日となっていますね。春分と秋分は、国立天文台が天文計算により昼と夜の長さが等しくなる日を求めます。夏至や冬至などと同様の二十四節気の1つです。計算によって求められるものですが、「春分の日」「秋分の日」として確定するのは毎年2月の官報において政令「暦要項(翌年の国民の祝日)」として公告されてからとなるため(毎年閣議で決定しています)、現在はっきりしているのは2019年までです。

ちなみに2018年と2019年は次のように制定されています。

お彼岸はその前後3日間ですから次のようになりますね。

春のお彼岸:3月18日から3月24日

秋のお彼岸:9月20日から9月26日

お彼岸の由来

仏教の浄土思想では極楽浄土は西方にあるため、太陽が真東から昇り真西に沈む春分と秋分に、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりとされています。日本では、仏教の各宗派が盛大な彼岸会(ひがんえ)という行事も行われるなど、仏事の1つとして民間にも定着していますが、どうやら祖先を供養するというお彼岸の行事は日本独自のものらしく、インドや中国、タイの仏教には見られないようです。そのため民俗学では、日本古来の祖先信仰がなんらかのきっかけで浄土思想と結びついたと推定しています。

お彼岸の過ごし方

日本のお彼岸は、祖先や亡くなった家族の供養をする機会です。「国民の祝日に関する法律」でも、秋分の日の趣旨を『祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ』としています。なぜか春分の日は『自然をたたえ、生物をいつくしむ』ことが趣旨とされていますが、きっと同じ趣旨とすることを避けたからでしょう。7日間の期間中に都合の良い日を選んでお墓にお参りをしましょう。お参りをするとともに、折角の機会ですからお墓もきれいに掃除してください。お彼岸のお供えは、米(もち米でなく)をついて丸め、餡で包んだ「ぼたもち」「おはぎ」です。ぼたもちは春分の時期に咲く牡丹、おはぎは秋分の時期に咲く萩が語源だといわれています。

お墓参りに決まったマナー(ルール)はあるのか

https://www.gojyokuru.net/syukatu/manner/483/

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれます。いよいよ春が近づいてきましたね。最後に雑学をもう1つ「彼岸」は春の季語です。秋の季語は「秋の彼岸」となります。面白いですね。

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