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【BOOKガイド】ペットと葬式 ~日本人の供養心をさぐる~

2019年01月11日

今日ご紹介する書籍は、以前ご紹介した『無葬社会』を記された、僧籍にありながらジャーナリストでもある鵜飼秀徳氏の著作です。無葬社会では、葬儀が行われなくなってきた日本の社会に警鐘を鳴らした著者は、一方で実にさまざまなものの供養を行っている現代日本人の姿をあぶり出しています。

 

書籍名称:ペットと葬式 ~日本人の供養心をさぐる~

発行元:朝日新聞出版

価格:961円(税込)

販売店:全国の書店、インターネットストア

書籍の概要

 「うちのペットも極楽浄土に行けるのか?」そう考える飼い主が増えているらしいのです。そのような現代日本における人以外の供養の現状を、著者はペット供養の歴史を紐解き、さまざまな供養方法を事例で紹介し、かつては『動物は畜生道なので往生はない』と考えていた仏教界の変化とこれからの役割とともに解説しています。

 葬儀を行わないという選択をするのも日本人、一方でペットだけではなく、マグロや鰻、そして虫にいたるまで実に多様なものを供養するのも日本人なんですね。ペットなどの生き物や物の供養をする人々は、人の葬儀をちゃんと行っているのだろうか?そんな疑問を覚えました。

目次

【第1章】 ペットの極楽往生

 ペットは死後どこへ行く

 猫寺のペット供養

 動物供養の始まり——回向院

【第2章】 ペット葬の歴史

【第3章】 魚や虫を弔う

 魚の供養

 虫たちは虫塚に

 害虫だって供養する

【第4章】 草木の霊魂を慰める

【第5章】 ヘンテコな供養塔

 郵便や日食や石橋

 歴史の古い人形供養

 生産に根ざした蚕や紙

【第6章】 AIBOの葬式

【対談】 ロボット供養

 モノに魂が宿るとき、ストーリーが生まれる

 

鵜飼秀徳氏のプロフィール(書籍著者情報から)

1974(昭和49)年6月、京都市右京区生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社に入社。2005(平成17)年、日経BP社に中途入社。「日経ビジネス」記者などを歴任。2016(平成28)年4月より「日経おとなのOFF」副編集長。事件、政治、経済、宗教、文化など幅広い取材分野の経験を生かし、企画型の記事を多数執筆。一方、浄土宗僧侶の顔も持つ。1994(平成6)年より浄土宗少僧都養成講座(全3期)に入行。1996(平成8)年に伝宗伝戒道場(加行)を成満。現在、正覚寺副住職。

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