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【Report】供養女子コンテンスト2018が開催されました

2018年11月22日

供養女子コンテスト2018は、2018年8月22日から24日にかけて東京ビッグサイトで開催された「エンディング産業展2018」の中の同時開催イベントとして実施されました。少し時間が経ちましたが、8月23日に行われたコンテストの内容をレポートします。

業界内は女性の数が増えている

 2016年、2017年からの連続開催となるこのコンテストは、およそ1時間程度のイベントでしたが、会場はプレスも含めて満席の状態でした。興味を持つ人が多いことに、まず驚かされました。フューネラル業界は現在「女性のソフトさが求められている(審査委員長の木村眞士氏。映画『おくりびと』の演技指導もされた納棺師の第一人者)」ということで、セレモニースタッフだけでなく、納棺師などの分野でも女性の数のほうが多いのだそうです。

いつか、子どもがなりたい職業に

最終審査に残った5人の供養女子

 2017年より多かったという応募者の中から書類審査を通過した5人が、およそ3分のスピーチで、仕事に対する想いを伝えました。スピーチを聞いた観客が投票をして、3人の審査委員が投票結果を踏まえてグランプリを決めるという方式です。5人の職種は、セレモニーアテンダントが2人、海洋散骨コーディネーターが1人、生花祭壇ディレクターが1人、納棺師兼葬祭ディレクターが1人という構成です。5人とも他の職種の経験はなく、始めから今の仕事を選んだということのようでしたが、そのプロセスには違いが見られました。セレモニーアテンダントを務める穂高悠希さんは、就活当初は全く別の業界を考えていたところ、偶然この仕事に出会い彼女が希望する「人の心に寄り添う仕事」ができるのはこの業界しかない、と決めたんだそうです。一方で海洋散骨コーディネーターの羽田瑠夏さんは、子どものころから周りで葬儀が多く高校の時には既にこの業界に進むという希望を持ち、専門学校の葬祭マネジメント学科で学んだ後にこの春就職したルーキーです。今はまだ、穂高悠希さんのようなケースが多いのだろうと思いますが、彼女がスピーチの最後に「いつか子どもたちが、将来なりたい職業としてセレモニーアテンダントをあげてくれる日が来るように、一日一日頑張る」と言ったように、彼女たちの働きによって、この業界のさまざまな仕事がもっと知られる日が来るのかもしれません。

グランプリは納棺師兼葬祭ディレクター

グランプリ受賞の松七五三(まつしめ)香さん

 グランプリを受賞したのは、5番目にスピーチをした松七五三(まつしめ)香さん。彼女は納棺師兼葬祭ディレクターとして活躍しています。納棺師として、故人の化粧や着付けをするだけでなく、葬祭ディレクターとしてお墓、相続、法要までフォローしているそうです。「珍しい名字なので、顔と名前をすぐに覚えてもらえてラッキー」と言う彼女は「ご遺族と深いつながりが生まれるのがこの仕事、ただし間違いをしてしまうとつながりは切れてしまうので日々の学びが大切」と話します。5人ともその想いは共通でした。責任の重さと、お客さまから感謝される仕事であることを実感し、だからこそやりがいがあるということを伝えてくれました。

 納棺師は映画「おくりびと」で一躍有名になりました。納棺師以外の葬儀に関連する仕事も、この供養女子コンテストなどを通して、認知度が広がっていくことを期待しています。