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終活をしたいと考えているのは30代がトップで46%。終活の理由は「家族に迷惑をかけたくない」がダントツで75%強

2019年10月28日

マーケティング会社の楽天インサイト(東京都世田谷区)が、毎年「終活に関する調査」をインーネットで行っています。今回はその調査結果を紐解いてみたいと思います。

調査は、楽天インサイトの登録ユーザー約220万人の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に、インターネットを通して4月10日と11日の2日間で実施されています。

終活の認知度は約8割

はじめの設問では、「終活」という言葉の認知度を聞いています。2019年の認知度は79.3%で2018年よりも0.6ポイントの微増ですね。既に終活という言葉は社会に完全に定着していると考えて良いのだと思います。完全に知らない人も僅かですが減っています。言葉は全く興味がない人の耳には届かないことも多々あるので、今以上に認知度がドラスティックに上がることはないのでしょう。日本人の8割が知っている言葉、これは大したものだと考えています。

☆「終活という言葉を知っていますか(n=1,000:全員回答)単一回答 単位%

終活意向ありは約4割。30代が最も多い

知っているのと、自分自身が終活をするか、したいかは、これはまた別物です。終活に対する意向調査では2019年は40.3%がポジティブな回答となっていて、2018年よりも、これも微増です。これも考えてみると4割の人が、なんらかの終活を考えている、ということは大きなデータと言えるのではないでしょうか。

面白いのは、年代別にみたときのデータです。終活を考えているという世代は30代が頭1つ抜きん出ているんです。社会保険も含めて将来に不安を感じる世代、ということも言えるのかもしれません。40代、50代と比べると未婚が多い世代でもあります。自分の将来、というより自分の最期は自分で考えるということが、もしかすると常識として定着しつつあるのかもしれません。

☆「終活」をする意向がありますか(n=1,000:全員回答)単一回答 単位%

☆終活の意向ありの年代別割合

終活の理由は「家族に迷惑をかけたくない」

終活をするまたはしたい理由のダントツは『家族に迷惑をかけたくないから』でした。これも、30代に終活の意向が多かったということと密接に関連していそうです。配偶者や子どもがいない場合には、一般的には兄弟だったり、場合によっては甥や姪が直系の親族ということになります。無論『子どもには迷惑をかけたくない』という人も多いとは思いますが、日頃それほど接点が多くはない兄弟や甥や姪には流石に自分が死んだ後のことまで頼むわけにはいかない、という人が多いのかなぁと想像しました。

☆「終活」する(またはしたい)理由(n=403:終活の意向がある人)複数選択 単位%

※ 上のグラフで、グラフ項目の一部が切れてしまっています。下から3つめは「自分の人生の終わり方は自分で決めたいから」下から2つ目は「病気や怪我、介護生活で寝たきりになった場合に備えるため」です。

 

「終活」がブームなのか、それとも現代社会のライフスタイルが「終活」を求めているのか、どちらが解なのかわかりません。しかし、確実に今の日本では、必要なことになりつつあることだけは確かなようです。

次の機会には、終活で困っていること、最近とくに耳にする「墓じまい」などに関する結果をレポートします。