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お墓の種類を選ぶ時のポイントと費用

2017年02月08日

遺骨を葬り故人を弔う場所がお墓です。日本国内では、「墓地、埋葬等に関する法律」によって、都道府県知事の許可を受けた墓地だけに埋葬することが許されています。ただし、墓地以外でも遺骨が納まっていない、墓石や墓標を建立することは認められています。

Webを検索すると、数多くのお寺や霊苑の案内を見ることができますが、お墓をつくる(選ぶ)ときのポントは何でしょうか。新たにお墓をつくるときに、これだけは気をつけていただきたいことを整理しました。

 

お墓は家族の皆がお参りするところ

お墓は(永代供養墓を除き)代々受け継がれていくものです。お参りをする家族や親戚の合意を得ることがもっとも重要なことといえるでしょう。決して安い買い物ではありませんので(全国平均で200万円前後)充分に時間をかけて、家族に相談して決めることが必要です。

また、お墓は家族がお参りすることを前提に考えるべきです。お参りする人がなく荒れたお墓にしないためには、お参りし易さ、つまり交通の便を考慮することが必要です。「少しくらい遠くでも車でいけば大変ではない」とお考えになる方も多いでしょうが、買った(建てた)ときには良くても、本人も家族も年老いて車で行くことが難しくなる場合も有りえます。公共の交通機関や墓地の送迎バスの有無など、行きやすい場所にあるかどうか、じっくりと調べましょう。

 

季節や天候ごとの下見を

パンフレットやWebサイトだけでは、分からないことが多いのは当然なので、下見は必須条件です。それも1~2回の下見では、分からないこと、見えなかったことがあります。理想は季節ごとに、そして天候ごと(晴れの日、雨の日)に下見ができるとベストですね。次に下見のポイントを整理します。

施設、設備の状況

駐車場の有無・広さ・使い勝手、水道設備の整備状況、休憩所や法要施設の有無・整備状況、バリアフリーかどうか。

土地と管理の状況

墓地の水はけ(雨の日に行くとよくわかります)、墓参のときの道具の用意、園内の手入れ、スタッフの対応。

※季節によって環境が変化する場合もあります。春や秋だけでなく、盛夏や真冬のなども確かめることができると理想ですね。

宗教・宗派

寺院墓地は、檀家であることが大前提ですから宗教宗派は限定されているので、ある意味では心配することはないといえます。

しかしお寺が経営する霊苑の場合に、次のような謳い文句を掲げている場合があります。「これまでの宗教や宗派は問いません。」このような場合に、墓地使用契約を締結したあとに、檀信徒契約、つまり檀家になることを強要される場合があります。檀家になることは、葬儀や法要もそのお寺で行うということになりますし、またお寺によっては入会金にあたる入檀料、年会費にあたる維持費が必要になる場合もあります。

 

契約書をしっかり確認する

お寺や霊苑によっては、墓所と石材店がセットになっているケースが多く、希望する墓石を建てられないということも有りえます。上記にあるような檀信徒契約が盛り込まれている場合や、中には一度契約した後解約するときに「永代使用料」は返金の対象にならない、などというケースもあるようです。とくにお寺の場合に、文書による契約書がなく、住職の口頭による説明だけということが多いようですので注意が必要です。

上記の「これまでの宗教や宗派は問いません。」も文書の中に、檀信徒契約を結ぶことが前提という記述がなければ、強要を受ける必要はありません。お墓とお寺というと、何か普通の買い物と違うのではないだろうか、と思ってしまう方もいるかもしれませんが、商取引の一つであることに違いはありません。

文書の内容をしっかり確認して、納得すること、そして文書に書かれていないことを要求されたら、断るとともに消費生活センターなどに相談しましょう。

 

経済的に無理をしないことが一番

故人を弔う場所だからといって、無理をして、その後の生活に支障をきたしては意味がありません。現在では、次のようにお墓にもさまざまな種類と埋葬方法があります。ご予算に応じたお墓を考えて、決して無理をしないようにしましょう。

主なお墓の種類と費用

お墓の種類 概要 費用
一般的なお墓   200万円程度
屋内墓地(納骨堂) 屋内に遺骨を納めた骨壷を安置する

10万円から
(100万円程度が一般的)

樹木葬 樹の周囲に遺骨を埋葬(合葬)する 60万円程度から
永代供養墓 合葬してお寺や霊苑が管理供養してくれる

100万円程度が一般的