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【密葬】をする場合に注意すべきこと

2017年05月09日

著名人が亡くなった際に密葬という言葉をよく耳にしますが、そもそも密葬とはどんなお葬式なんでしょうか。現代はさまざまなお葬式の形態が誕生しているため、結構混同しがちですね。ここでは密葬をできるだけ正確に定義するとともに、とりおこなう際の注意点もあわせて考えましょう。

密葬とはどんなお葬式か

元来の密葬とは、故人が著名だったり、あるいは会社の社長だったりするために、関係者の数が膨大で大規模なお葬式が必要で準備に時間がかかり直ぐにお葬式ができない時に、広く告知を行わない親族と中心の少人数で行うお葬式のことでした。そして密葬の後は、広く告知をした本葬を行うのが常でした。つまり密葬と本葬は必ずセットになっていたわけです。ところが最近では、本葬がない密葬だけのお葬式が一般に広まりつつあります。本葬を行わない密葬は、家族葬といわれるお葬式の形態と全く同義です。本葬を行わない密葬が多くの葬儀社でプランとして提示されていますが、本葬のない密葬は家族葬で、正式な密葬とは本葬(名称は、お別れの会だったり、会社の場合は社葬だったりします)があってこそのものだと理解してください。

直葬とは全く異なります

お葬式を行わず、火葬だけして埋葬する直葬という葬送方法があります。本葬のない密葬が拡がる中で、密葬は直葬のことだと取り違える人がいそうですが、密葬は少人数であったとしても本来のお葬式同様に、宗教者によるお祈りも含めた宗教的な儀式の形式に則って行うもので、全く異なるものですから混同しないようにしましょう。

少人数で行うお葬式の注意点

密葬の定義が葬儀社により異なっているんですね。家族葬や直葬さえも密葬と称してプランを提示している葬儀社もあります。重要なのは名称ではなく実態だと考えています。ここでは「広く告知をする本葬は行わず、家族とごく親しい人のみの少人数で行うお葬式だけ行う」場合の注意点を考えます。これを密葬と呼ぶか、家族葬と呼ぶか、あるいは別の名称をつけるのかそれは葬儀社や葬儀を行う喪家の自由ですが、注意すべきことは共通しています。

  • ごく身内だけのお葬式のみで弔うことを、親族や故人に縁ある人に事前に説明し理解を求める
  • お葬式後に自宅に弔問客が訪れることを想定しておく

これは、故人にお別れを言いたい人は、家族だけではないこと。家族は故人と縁のあった人のすべてを知っているわけではないこと。その双方からの理由です。

この注意点は、家族葬、直葬など広く告知を行わないお葬式と共通の注意点ですね。なお、本来の密葬、つまり本葬がセットになっている密葬を行う場合の注意点は一つだけ。それは「身内だけで密葬を行うが本葬は別途告知をする」ということを広く告知することでしょう。

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