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パートナーのため「もしも」のときの備え方

2017年06月29日

現代は何が起こるか分かりません。つい先日は高速道路で対向車線から中央分離帯を飛び越えて飛んできた乗用車が観光バスに衝突するという通常では考えられない、そして痛ましい事故もありました。明日の我が身に何が起こるか全く予測できない時代を私たちは生きています。自分に不測の事態が起きてしまったら、パートナーや家族には深い悲しみが訪れるだけでなく、遺された者として多くのことに立ち向かわなければなりません。そんなパートナーや家族が少しでも楽になるために、どのように備えれば良いのでしょうか。

「自分だったら」と考えてみる

書籍やインターネッ上などで、何を決めて伝えておくべきか、さまざまなことが記されています。それらを参考にしてみても良いのですが、1つの考え方として「自分だったら何を知りたいか」振り返るという方法があります。例えば自分にとって大切な人が亡くなってすぐ、あなたは何を知りたいですか?悲しみに浸っている間もなく故人を見送らなければいけません。大切な人を見送るために知りたいことは何でしょうか。一緒に考えてみましょう。

【故人を見送るために知りたいこと】

お葬式に関して

お葬式の規模

・お葬式は 行う? 行わない?

・大規模なお葬式? 小規模なお葬式?

どこでやれば良いのか

・宗教は何? 宗派は何?

・葬儀社に任せる? 自分たちだけで行う?

戒名・法名

・生前授与されている? 新たに必要?

お葬式の費用

・費用を用意している? いない?

会葬者

・誰をよべばいい?

・連絡先を知っている?

埋葬について

埋葬方法

・お墓? それ以外の特別な埋葬方法?

お墓について

・お墓はある? ない?

・あるなら場所は?

・ないなら購入する?

・捻出先はある?

・場所に希望はある?

財産や資産、遺品などの整理

遺された者は故人が遺したものを整理しなければなりません。正式な遺言状があれば法的な拘束力を持ち、故人の意思に沿った整理が行われますが、遺言状には細かな遺品の整理方法までは記さないのが常だと思います。遺言状以外にパートナーや家族に自分の意思を遺す方法としてエンディングノートの普及が近年広がっています。エンディングノートには法的な拘束力はありませんが、遺言状にはあまり記さないような細かなことまで書き遺すことができるので、遺されたパートナーや家族の大きな助けになります。ここでも、「自分なら何を知りたいか」振り返りながら一緒に考えてみましょう。

【故人の遺品などを整理するために知りたいこと】

財産・資産

預貯金

・金額

・預け先

・預金通帳、印鑑の保管場所

借入金

・金額

・借入先

・月々の返済額

有価証券

・証券の種類、銘柄、保有量(額)

・証券会社

不動産

・名称、住所

貴金属

・指輪・ネックレス・ブレスレットなどのアクセサリー類、腕時計などの種類と数量

・宝石、金地金などの数量

保険・年金

・加入している保険名、保険会社、保険額

・保険証券の保管場所

・加入している年金の種類

遺品など

遺品

・写真

・本、レコード・CD、シデオ・DVDなど

・衣類、靴、帽子など

・そのほかコレクションなど趣味関係

会員関係

・加入携帯電話

・加入インターネットプロバイダー

・その他各種会員サービス

 

「パートナーや家族に何かあったら。なんてことを考えるなんて縁起でもない」という時代ではないことを理解してください。パートナーや家族に何かあったときに、自分が知っておきたいこと、それはきっとパートナーや家族にとっても同じです。自分だったら知りたいことを置き換えて遺し伝えましょう。パートナーや家族の顔を思い浮かべながら書くことで、想いがより強くなるかもしれませんね。