ごじょクル

喪主のための葬儀ガイド

いざ葬儀を執り行うとなると、喪主は休む間もなく、やるべきことが次々にやって来ます。
また、人生において喪主を経験することはそうそうないので、特に不安を感じてしまうでしょう。
ここでは喪主がやるべきことと葬儀の流れを解説いたします。
いざという時に慌てないために、確認しながら葬儀の準備ができるチェックリストも配布していますので、ぜひ活用ください。

葬儀の流れ

葬儀の準備

  • 葬儀社への依頼

    故人がご臨終になったら、すみやかに葬儀社へ依頼をします。
    葬儀社は事前に決めておくと安心です。

  • ご遺体の搬送・安置

    葬儀社にご遺体の搬送、安置を依頼します。その際、自宅や葬儀場など、どこに安置するのかを決めなければなりません。
    死亡後24時間以内は火葬ができないため、安置場所の確保は必須となります。
    搬送してもらった後は、近親者へ安置場所の連絡をしましょう。
    また、菩提寺があれば枕経のお願いをしましょう。但し、亡くなったのが深夜の場合は朝まで待って連絡してください。

  • ご家族・葬儀社と打ち合わせ

    安置したあとは、葬儀の日程や料理、返礼品まで葬儀に関することをすべて決めなければなりません。宗派や喪主様の確認、予算も含めてご家族で話し合い認識を合わせておきましょう。

  • 宗教者の手配

    仏式葬儀を希望される際、菩提寺が無ければ葬儀社に寺院の手配をお願いしましょう。神道、キリスト教などの場合も同じで、普段からお世話になっている神社や教会があれば連絡し、無ければ葬儀社に手配をお願いしましょう。

  • 訃報の連絡

    お葬式の日取りがきまったら、故人の友人・親族やご近所の方などお世話になった方へ連絡しましょう。
    事前に連絡先を把握しておくことも重要ですが、わからない場合は家族や兄弟で相談しながらリストを埋めていきます。
    後々、連絡をくれなかったというトラブルにならないよう、連絡をするしないで悩んだ場合は連絡した方が良いでしょう。

  • 死亡届の提出・火葬許可証の受け取り

    死亡届は7日以内にを申請することが義務付けられています。死亡届を提出すると「火葬許可証」を受け取ることができます。
    死亡届へ必要事項を記入すれば、届け出は葬儀社にお願いできます。

  • 遺影写真の準備

    生前に故人が用意しているものがあればそちらを使用しましょう。
    遺影写真は服装や背景などよりもピントや画素数を優先してできるだけ新しく、故人らしい写真を選びましょう。

  • 供花の手配

    お花屋さんに依頼するか、もしくは担当の葬儀社に依頼することになります。
    葬儀社によっては他店で購入した供花は利用できないこともあるのでご注意ください。

2日目

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葬儀の準備

  • ご遺体の処置と納棺の儀

    故人の体を清拭し、死装束を着せて副葬品などと一緒に棺に納めます。
    ご遺体の処置には「湯灌」「清拭」「エンバーミング」などがあり、ご遺体の状態や葬儀の日程、遺族の思いなどを考慮して選択してください。

  • 通夜会場の確認・司会者との打ち合わせ

    会場の確認と司会者と式の流れや弔電を読む順番などの打ち合わせをします。

  • 供花を並べる順番の確認

    祭壇や式場内に並べる供花の配置を決めるのも喪主様の役目になります。
    地域によって供花を置く場所や順番に違いがありますので葬儀担当者のアドバイスを聞きながら決定してください。

通夜式

  • 僧侶への挨拶・お布施のお渡し

    僧侶にお布施を手渡します。通夜が始まる前の挨拶の時、 若しくは終わった後にお渡しするのがベストです。
    葬儀担当スタッフが良いタイミングで案内してくれますので、いつでもお渡しできるように準備しておいてください。

  • 受付

    基本的に受付は、喪主様以外の親族や喪主様の友人などが数名で担当します。
    その際の喪主の動きは地域によって違いがありますので葬儀担当者に確認してください。

  • 焼香

    読経の合間に、弔問者たちは焼香を行います。
    焼香の順番は、喪主様・遺族・親族・一般の参列者の順に行います。

  • 喪主様の挨拶・閉式

    喪主様の挨拶で閉式になります。弔問者へのお礼と、通夜振る舞い、翌日の告別式の案内も行います。

  • 通夜振る舞いでの挨拶

    僧侶や故人と親しかった方々に参加していただき、食事やお酒を振る舞います。ここでも開始時と終了時に喪主様の挨拶が必要になります。

  • 告別式の打ち合わせ

    ご参列者が帰られたあと、ご遺族は告別式の打ち合わせをします。その際に、バスや料理の手配に手違いが起こらないよう、火葬場へ向かう方の人数や、精進落としを振る舞う人数を必ず確認しましょう。

3日目

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告別式

  • 会場の確認・司会者との打ち合わせ

    会場の確認と司会者と式の流れなどの打ち合わせをします。

  • 焼香

    読経の合間に、会葬者たちは焼香を行います。
    焼香の順番は、喪主様・遺族・親族・一般の参列者の順に行います。

  • 葬儀での挨拶

    葬儀が終わったあと、会葬者全体に向けて挨拶をします。
    丁重に故人を見送って頂いたことへの感謝を込めて挨拶をしましょう。

  • お別れ

    棺の蓋を開けて最後のお別れをします。お別れ花とともに、故人の愛用品を入れることができます。

  • 出棺

    喪主様が位牌を、ご遺族が遺影をもち、故人と縁の深い男性6人程で棺を霊柩車へと運びます。

  • 出棺の挨拶

    ここで喪主様は霊柩車を見送る人たちに挨拶をします。

  • 火葬

    「納めの儀」では僧侶が読経した後に、喪主様が最初に、続いて遺族、親族、友人の順に焼香と合掌をします。
    火葬場では拝顔できないことが多いので、葬儀場でのお別れが故人のお顔を見れる最後となる場合があります。

  • 精進落としを振る舞う

    食事の前後に喪主様が挨拶をします。

  • 収骨

    喪主様が最後に喉仏の骨を骨壺に納め、骨壺を持ち帰ります。
    収骨にも地域による風習が様々ですので、事前に葬儀担当者にアドバイスを受けておきましょう。
    収骨後、火葬場から埋葬許可証を受け取ります。

4日目

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葬儀後

  • 埋葬先の決定

    遺骨の埋葬方法を決定する必要があります。
    「先祖代々のお墓に埋葬する」「新たにお墓を建てる」「納骨堂に入れる」「海に散骨する」など近年では埋葬方法も様々ですので、遺族で最良の埋葬方法を検討してから決定してください。
    埋葬する時期に明確な決まりはありませんので急がなくても大丈夫です。

  • お葬式後の手続き

    世帯主の変更や国民保険証の返却、年金の受給停止の手続きなどは死亡後2週間以内に行わなければならなかったり、葬儀後にしなければならない手続きにはそれぞれ期限がありますのでご注意ください。
    最近では、死後の手続きを代行してくれるサービスも充実しておりますので、担当葬儀社へ相談してみてください。

  • 初七日法要

    故人が亡くなった日から7日目に行いますが、お葬式当日のお骨上げ後に行ったり、最近では告別式の中に組み込んで執り行うケースも見られます。

  • 香典返しの手配

    初七日から忌明け法要までに準備をし、四十九日法要の翌日、遅くとも2週間以内に届けられるように手配しましょう。
    通夜、葬儀の当日にその場でお返しする方法が近年では多くなっています。

もしもの時のために

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葬儀1日目の流れ

葬儀の準備

葬儀社への依頼
故人がご臨終になったら、すみやかに葬儀社へ依頼をします。
葬儀社は事前に決めておくと安心です。
ご遺体の搬送・安置
葬儀社にご遺体の搬送、安置を依頼します。その際、自宅や葬儀場など、どこに安置するのかを決めなければなりません。
死亡後24時間以内は火葬ができないため、安置場所の確保は必須となります。
搬送してもらった後は、近親者へ安置場所の連絡をしましょう。
また、菩提寺があれば枕経のお願いをしましょう。但し、亡くなったのが深夜の場合は朝まで待って連絡してください。
ご家族・葬儀社と打ち合わせ
安置したあとは、葬儀の日程や料理、返礼品まで葬儀に関することをすべて決めなければなりません。宗派や喪主様の確認、予算も含めてご家族で話し合い認識を合わせておきましょう。
宗教者の手配
仏式葬儀を希望される際、菩提寺が無ければ葬儀社に寺院の手配をお願いしましょう。神道、キリスト教などの場合も同じで、普段からお世話になっている神社や教会があれば連絡し、無ければ葬儀社に手配をお願いしましょう。
訃報の連絡
お葬式の日取りがきまったら、故人の友人・親族やご近所の方などお世話になった方へ連絡しましょう。
事前に連絡先を把握しておくことも重要ですが、わからない場合は家族や兄弟で相談しながらリストを埋めていきます。
後々、連絡をくれなかったというトラブルにならないよう、連絡をするしないで悩んだ場合は連絡した方が良いでしょう。
死亡届の提出・火葬許可証の受け取り
死亡届は7日以内にを申請することが義務付けられています。死亡届を提出すると「火葬許可証」を受け取ることができます。
死亡届へ必要事項を記入すれば、届け出は葬儀社にお願いできます。
遺影写真の準備
生前に故人が用意しているものがあればそちらを使用しましょう。
遺影写真は服装や背景などよりもピントや画素数を優先してできるだけ新しく、故人らしい写真を選びましょう。
供花の手配
お花屋さんに依頼するか、もしくは担当の葬儀社に依頼することになります。
葬儀社によっては他店で購入した供花は利用できないこともあるのでご注意ください。

葬儀2日目の流れ

葬儀の準備

ご遺体の処置と納棺の儀
故人の体を清拭し、死装束を着せて副葬品などと一緒に棺に納めます。
ご遺体の処置には「湯灌」「清拭」「エンバーミング」などがあり、ご遺体の状態や葬儀の日程、遺族の思いなどを考慮して選択してください。
通夜会場の確認・司会者との打ち合わせ
会場の確認と司会者と式の流れや弔電を読む順番などの打ち合わせをします。
供花を並べる順番の確認
祭壇や式場内に並べる供花の配置を決めるのも喪主様の役目になります。
地域によって供花を置く場所や順番に違いがありますので葬儀担当者のアドバイスを聞きながら決定してください。

通夜式

僧侶への挨拶・お布施のお渡し
僧侶にお布施を手渡します。通夜が始まる前の挨拶の時、 若しくは 終わった後にお渡しするのがベストです。
葬儀担当スタッフが良いタイミングで案内してくれますので、いつでもお渡しできるように準備しておいてください。
受付
基本的に受付は、喪主様以外の親族や喪主様の友人などが数名で担当します。
その際の喪主の動きは地域によって違いがありますので葬儀担当者に確認してください。
焼香
読経の合間に、弔問者たちは焼香を行います。
焼香の順番は、喪主様・遺族・親族・一般の参列者の順に行います。
喪主様の挨拶・閉式
喪主様の挨拶で閉式になります。弔問者へのお礼と、通夜振る舞い、翌日の告別式の案内も行います。
通夜振る舞いでの挨拶
僧侶や故人と親しかった方々に参加していただき、食事やお酒を振る舞います。ここでも開始時と終了時に喪主様の挨拶が必要になります。
告別式の打ち合わせ
ご参列者が帰られたあと、ご遺族は告別式の打ち合わせをします。その際に、バスや料理の手配に手違いが起こらないよう、火葬場へ向かう方の人数や、精進落としを振る舞う人数を必ず確認しましょう。

葬儀3日目の流れ

告別式

会場の確認・司会者との打ち合わせ
会場の確認と司会者と式の流れなどの打ち合わせをします。
焼香
読経の合間に、会葬者たちは焼香を行います。
焼香の順番は、喪主様・遺族・親族・一般の参列者の順に行います。
葬儀での挨拶
葬儀が終わったあと、会葬者全体に向けて挨拶をします。
丁重に故人を見送って頂いたことへの感謝を込めて挨拶をしましょう。
お別れ
棺の蓋を開けて最後のお別れをします。お別れ花とともに、故人の愛用品を入れることができます。
出棺
喪主様が位牌を、ご遺族が遺影をもち、故人と縁の深い男性6人程で棺を霊柩車へと運びます。
出棺の挨拶
ここで喪主様は霊柩車を見送る人たちに挨拶をします。
火葬
「納めの儀」では僧侶が読経した後に、喪主様が最初に、続いて遺族、親族、友人の順に焼香と合掌をします。
火葬場では拝顔できないことが多いので、葬儀場でのお別れが故人のお顔を見れる最後となる場合があります。
精進落としを振る舞う
食事の前後に喪主様が挨拶をします。
収骨
喪主様が最後に喉仏の骨を骨壺に納め、骨壺を持ち帰ります。
収骨にも地域による風習が様々ですので、事前に葬儀担当者にアドバイスを受けておきましょう。
収骨後、火葬場から埋葬許可証を受け取ります。

葬儀4日目の流れ

葬儀後

埋葬先の決定
遺骨の埋葬方法を決定する必要があります。
「先祖代々のお墓に埋葬する」「新たにお墓を建てる」「納骨堂に入れる」「海に散骨する」など近年では埋葬方法も様々ですので、遺族で最良の埋葬方法を検討してから決定してください。
埋葬する時期に明確な決まりはありませんので急がなくても大丈夫です。
お葬式後の手続き
世帯主の変更や国民保険証の返却、年金の受給停止の手続きなどは死亡後2週間以内に行わなければならなかったり、葬儀後にしなければならない手続きにはそれぞれ期限がありますのでご注意ください。
最近では、死後の手続きを代行してくれるサービスも充実しておりますので、担当葬儀社へ相談してみてください。
初七日法要
故人が亡くなった日から7日目に行いますが、お葬式当日のお骨上げ後に行ったり、最近では告別式の中に組み込んで執り行うケースも見られます。
香典返しの手配
初七日から忌明け法要までに準備をし、四十九日法要の翌日、遅くとも2週間以内に届けられるように手配しましょう。
通夜、葬儀の当日にその場でお返しする方法が近年では多くなっています。

どうしてもやるべきことが多くなってしまうのが喪主なのですが、
一人で抱え込まず、家族や兄弟と助け合うのが一番です。
それが厳しい場合は葬儀社のスタッフに頼ったり、相談をしたりして抱え込まないことが大切です。

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