【セルモの互助会の評判は？】葬儀や結婚式のプランと評判をチェック

日本有数の規模を誇る互助会組織であるセルモでは、毎年数多くの葬儀や結婚式が執り行われています。

 

そこで実際にセルモの会員として葬儀や結婚式を依頼した人たちが、どのような感想を持ったのかは気になるところです。

 

この記事では、セルモの互助会を使って葬儀を行った人たちの評判や感想を調べてみることにしました。

 

セルモに対しては、従業員にしっかりと教育がされており、「遺族に寄り添った丁寧な対応」でよかった、無理に高いオプションを勧められることもな「安心して依頼」することができた、といった満足度の高い感想が多く見られました。

 

値段が高いという声も一部ではありましたが、葬儀にかかる平均的な費用の相場と比べてみると特に高いということはないように思われます。

 

セルモは、熊本県の本社を中心に、鹿児島や大分に事業を展開しています。

 

40万口の会員数を誇り、年間には5000件以上の葬儀を執り行っています。

 

この他に、セルモのグループ企業であるサンセルモが運営する互助会があります。

 

こちらにも27万口の会員がおり、年間4000件の葬儀に関わっています。

 

記事の中では、セルモの互助会を運営している会社について紹介し、セルモで用意している葬儀や結婚式のプランの内容を説明していきます。

 

併せて、互助会組織というものを理解していくために、互助会の歴史や仕組み、選び方や注意点などを解説いたします。

 

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セルモの互助会の評判

セルモの互助会は、日本各地で冠婚葬祭の式典を行っていますので、たくさんの評判がネット上に見られます。

 

どのような「評判」があるのかをチェックしてみましょう。

 

セルモの互助会の良い評判

 

まずは、セルモの互助会について、良い評判から見ていくことにします。

 

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「これまで人生の中で経験した身内以外の葬儀と比べても遜色のないものであり、素晴らしいものを提供してもらったと思っています。」

 

「葬儀を全体的に見た場合、葬儀社の迅速な対応やスタッフの意識の高さ、施設の壮麗さなどを考えれば妥当な金額だったとも言えます。」

 

「鹿児島においては知名度も高く、スピード的な面でも素早く、宗教を考えることなく依頼することができたので選択しました。」

 

「初めての経験で西も東も分からず大変動転し、落ち込みも加わり途方にくれましたが、担当して頂いたスタッフ全員に温かく接して頂き、経験の無い私達に適切なアドバイスを頂き大変助かりました。」

 

「一言で言って、営業担当の方が信頼できたこと。いくつか回ったが、ここが一番だった。」

 

「追加費用等の請求はなく、逆にこの金額で良いのかと、今思い返せば感じます。従業員の方々の対応も、今振り返れば、丁寧で従業員教育が行き届いているのだなと感じています。」

 

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「こちらの希望予算を含め、私たちの希望を一生懸命聞いて下さっているのが伝わってきましたので信頼してお願いすることが出来ました。」

 

「担当の方をはじめスタッフ皆様が温かく丁寧に接していただいたので、安心して見送ることができました。」

 

「事前の打ち合わせの際も、丁寧にご説明くださり、とても助かりました。」

 

セルモの互助会の悪い評判

 

次に、セルモの互助会に対する「悪い評判」にはどういったものがあるのか、中身をチェックしていきましょう。

 

【安心葬儀】

「見積もりについては、問題なかったのですが少し追加料金が気になりました。」

 

「お花代がすごく高いと感じたことが不満でした。」

 

【いい葬儀】

「結局互助会に入ってても半分は手出ししなきゃいけないものなのかと残念でした。家族葬って安いイメージがありましたが、全く違ってました」

 

「もうちょっと小さく式をあげたかったんですが、互助会も入っているのに色々と初めから決まっていたので、普通の葬儀と変わらない値段になっていた事がすごく残念でした。」

 

全体的な評判の傾向

スタッフがしっかりと教育を受けていて、遺族に寄り添った対応ができている、丁寧な説明がされて納得して葬儀を行った、価格は安くもなく高くもなく標準的というコメントが多く見受けられました。

 

一部で、オプションの追加料金が高いという声がありましたが、オプションは本体価格と比較すると高く感じられるかもしれません。

 

葬儀全体の費用としては、葬儀にかかる平均的な費用の相場と比較してみても、特段高いとはいえないと思われます。

 

葬儀費用の平均相場との比較

 

セルモの葬儀費用が高いというコメントがいくつか見受けられましたが、平均的な葬儀費用の相場との比較ではどうでしょうか。

 

詳しく中身を見てみると、特段高いとは言えないように思われます。

 

2020年に行われた調査をみると葬儀費用の平均相場は「約208万円」でした。

 

• 内訳
• 葬式費用　　119万円（火葬場使用料、葬儀会場費、人件費等）
• 飲食接待費　31万円（通夜振る舞い、精進落とし等）
• 返礼品費　　34万円（返礼品、香典返し等）
• 宗教者関係費用　24万円（読経料、戒名料等）

 

セルモの互助会で用意されているプランは、月々3000円を130回積立てて満額39万円のものと、2口にして満期78万円で行う2つのパターンがあります。

 

どちらのプランを利用しても、祭壇、棺、遺影、霊柩車といった葬儀の基本的なものや、式の設営・運営といったサービスが提供されます。

 

気をつけたいのが、こうしたプランには式場使用料、火葬費用、宗教者への謝礼、返礼品費、飲食代は含まれておらず、オプションのサービスとして、セルモ側から提案があります。

 

式場はセルモが保有する葬儀ホールがあり、飲食や返礼品はセルモの関連会社が提供しているサービスがありますので、会員向けの割引料金で利用することが可能です。

 

また火葬費用、宗教者への謝礼は、セルモ側に支払う料金ではありません。

 

こうして見ていくと、セルモの葬儀プランはそれほど高額ということはありません。

 

ネット上で見られる書き込みの中には、相場を知らずに思い込みで書かれたものもありますので、商品やサービスの良し悪しを判断するには、注意が必要です。

 

セルモの互助会とは

互助会の歴史や仕組み、そしてセルモの互助会を運営する株式会社セルモとはどのような会社なのかを解説していきます。

 

互助会の歴史

 

日本で互助会が始まったのは、1948年横須賀のことです。

 

終戦から3年が経過していましたが、物資が不足した状態が続いており、人々の暮らしもまだまだ厳しい状況でした。

 

それでも、戦時中の苦しさを抜け出し、新しい時代が始まったことで明るい兆しも見えてきたこともあって、家族の冠婚葬祭は相応にやってあげたい思う人も増えていました。

 

そうした中で、新しい仕組みとして、会員になった人たちでお金を出し合い、衣装や設備を揃え、共有して使うことを始めました。

 

こうしたやり方は多くの賛同を得るようになって、全国各地に広まりました。

 

1970年代を迎え、日本社会が高度成長期に入ると、庶民の暮らしも豊かになり、冠婚葬祭にもお金が使えるようになっていきました。

 

それに合わせて互助会に加入する人も増加していきます。

 

また、若者が仕事を求めて都市部に集中するようになり、そこで将来の結婚に備え互助会に加入するという流れもできたことで、互助会業界は大きく成長することになります。

 

1990年代に入ると、バブルは崩壊し、少子高齢化社会へと向かっていくことになります。

 

葬儀件数が増えたことで、互助会事業は葬儀を中心に展開されるようになっていきました。

 

互助会の仕組み

 

互助会運営の基本精神は「相互扶助」という会員同士が助け合うこととなっています。

 

互助会に加入すると、まず用意されたプランの中から利用したいものを選んでいきます。

 

そして、プランに必要な金額に到達するまで、設定された月々の金額を積み立てていくのです。

 

互助会の積立期間は、「5年～10年間」という長期間に設定されているのが一般的で、毎月の積立金は、数千円程度の負担のない金額となっています。

 

積立の完納後は、申込んだプランをいつでも利用できるようになり、その権利は生涯に渡って有効です。

 

また物価上昇があった場合でも、追加料金は必要ありません。

 

また、積立の途中であっても、残金を全て払うことで同様の権利を得ることができます。

 

多くの会員を抱えている大組織の互助会では、月々の積立金は莫大な金額となります。

 

この資金を活用し、冠婚葬祭用の式場建設や設備の拡充、スタッフの雇用などをすることで会員向けのサービスを充実させています。

 

互助会の多くは、冠婚葬祭に関するグループ企業を運営しています。

 

貸衣装、写真撮影、飲食、返礼品等を扱うことで、会員向けの割引サービスを提供できます。

 

その他、地域の企業やお店と提携し、会員が割引料金で利用できるようにしていることもあります。

 

セルモの互助会を運営する会社とは

 

セルモの互助会を運営する株式会社セルモは、人生の様々なライフステージをサポートする『総合生活企業』として事業運営をしています。

 

1968年（昭和43年）に熊本県熊本市を本社として創業した50年以上の歴史がある会社です。

 

冠婚葬祭のうちでも、特に葬儀に注力しており、九州で唯一の「エンバーミング」の導入やグリーフケアといった新しいサービスを提供しています。

 

冠婚葬祭事業と併せて、写真スタジオ、ホテル経営を行っています。

 

熊本本社の他、鹿児島と大分に支社を構えて営業エリアとしています。

 

セルモ本社の従業員数は84名、グループ企業を合わせると2500名のスタッフが働く大きな組織となっています。（2021年12月現在）

 

15社のグループ企業を運営しており、貸し切りバス、生花、エンバーミング等の冠婚葬祭に関連した様々な事業を扱っています。

 

セルモの互助会を運営する会社の状況

 

セルモの互助会の会員数は「約40万口」。

 

預り金の総額は「432億3600万円」です。

 

2021年度の年間婚礼件数186件、葬儀件数5722件でした。

 

2017年に売上100億円を達成し、その後は95億円前後を維持していました。

 

新型コロナによって2021年には大きく売上がダウンし80億円程となりましたが、その後は回復してきています。

 

熊本本社のほかに、熊本県内には3か所の営業拠点を構えています。

 

鹿児島と大分にも支社を広げ、営業展開しています。

 

グループ会社であるサンセルモは、東京に本社があり、千葉支社と広島支社を運営しています。

 

グループ企業が15社あり、貸し切りバス、生花、エンバーミングといった冠婚葬祭に関連した事業を展開しています。

 

セルモが運営する結婚式場は、4か所（エルセルモ、セントクレアヒルズ）、葬儀ホールは39か所（玉泉院）、法事会館が3か所（雲海）あります。

 

その他、写真スタジオを1か所（スタジオPRIMA）、ホテルを2か所（夢しずく、別邸蘇庵）経営しています。

 

セルモの互助会のプラン紹介

セルモが提供している「プラン」について、詳しく見ていきましょう。

 

セルモの互助会の葬儀プラン

 

セルモの互助会のプランは、3000円を130回積み立てて総額39万円になる「PR39コース」が基本となります。

 

葬儀プランでは、PR39コースを1口とする39万円のプランと、2口で78万円の2種類が用意されています。

 

39万円のプランには、祭壇、棺、位牌、飾りつけ、式進行といった基本的な葬儀に必要とされるものが含まれています。

 

78万円のプランには、エンバーミングや花飾りなどのサービスが追加されます。

 

39万円のプランは、会員でない一般のお客さんが利用する場合には100万円かかるプラン内容ですので、60万円以上お得になります。

 

セルモの互助会の結婚式プラン

 

セルモの互助会の結婚式プランは、総額39万円になる「PR39コース」が基本となります。

 

女性向けプランでは、結婚式の衣装、着付け、ヘアメイク、アクセサリーの他、両親の貸衣裳と集合写真1回分、エステ1回分が含まれています。

 

男性向けのプランでは、衣装、着付けの他に、両親の貸衣装、控室や会場の使用料、動画制作などのサービスが含まれています。

 

会員以外の一般の客さんが同等のプランを利用する場合は、女性向けは91万円、男性向けは73万円となりますので、互助会の会員は52万円～34万円分お得になります。

 

セルモの互助会の七五三、成人式プラン

 

セルモの互助会で提供している成人式や七五三、入学式等のためのプランとしては、「煌めきコース」1000円×80回（満期8万円）と「輝きコース」500円×60回（満期3万円）が用意されています。

 

プランには、衣装、着付け、ヘアメイクに食事や記念品がついています。

 

セルモの互助会に加入するには

セルモの互助会の「加入方法」のほか、互助会の「選び方」や「注意点」を紹介します。

 

互助会の選び方

 

互助会に加入することを考えたら、まずは情報収集していきましょう。

 

どの互助会でも、基本的な情報はウェブサイトを通じて発信していますが、さらに詳しいことが知りたい場合は、サイトから資料請求していきます。

 

特にお金に関することはしっかりとチェックしておきましょう。

 

実際に冠婚葬祭の式典を行う際には、打合せが必要になるので、遠いと負担が大きいです。

 

互助会を選ぶ際には、自宅から近いほうが相談もしやすく何かと便利です。

 

また、経営状態にも目を通しておいたほうがいいでしょう。

 

万が一、経営破綻した場合には、積立金の半分しか保全されません。

 

互助会加入する際の注意点

 

互助会の積立金では冠婚葬祭の式典にかかる費用の全てを賄うことはできません。

 

互助会のプランに含まれているものは、基本的な装具や式の進行にかかるサービス等に限られており、式を行うために必要な会場の利用料、宗教者への謝礼や、式の後の火葬代、飲食代、返礼品代などは含まれていません。

 

総額でいくらになるのか、オプションも含めてしっかりと見積もりをしてもらう必要があります。

 

また、互助会を途中で解約すると、積立金を返金してもらう際に手数料が差し引かれることに注意が必要です。

 

昔は、25％という法外な手数料をとっていた互助会もありましたが、現在では「10％～15％」に規定されています。

 

セルモの互助会の加入方法

 

加入の手続きは、担当者に自宅等に来てもらうか、事務所に訪問し案内をしてもらいます。

 

互助会の積立金は口座振替ですので、手続きの前には、引落し口座の通帳と口座の届出印を用意しておきましょう。

 

説明を聞いて納得し加入することを決めたら、必要書類に記入押印して提出します。

 

積立金の初回分のみ、その場で支払いになります。

 

オンラインでの加入

 

セルモの互助会には、サイトからオンラインでの加入申し込みも可能です。

 

クレジットカードでの支払いとすれば、ウェブ上で手続きを完結できます。

 

【セルモの互助会の評判は？】葬儀や結婚式のプランと評判をチェック まとめ

国内最大規模の互助会を運営するセルモについて、評判やクチコミを見てきました。

 

大手ならではのスタッフの教育レベルの高さを評価する声が多く見られたのが印象的でした。

 

一部で、価格が高いという意見も見られましたが、相場と比較してみると、特に高いということはないようです。

 

これからセルモの互助会に加入することを検討する際には、こうした評判や口コミも参考にするといいでしょう。

 

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