今年で第3回目を迎えた「お供え花コンテンスト」が、今年も東京ビッグサイトでエンディング産業展2019と同時開催として開催され、2019年8月20日から22日までの間会場内で本選に進んだアレンジフラワーが展示されました。
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今年のテーマは「お墓参り供花」
お供え花コンテストは、一般社団法人ジャパンフューネラルフラワー協会が主催するイベントです。今年は屋外と屋内の2パターンの供花を募集。近年は、霊園やお寺といった屋外の墓地だけでなく、納骨堂などの屋内霊園も増えています。そんな実情に沿ったテーマの設定だそうです。壁に掛けられているのが屋外用、その下のテーブルに置かれているのが屋内用の供花です。
1次審査を通過した38作品が展示
多数の応募作品の中から、書類審査等を通過した38作品が、会場に飾られました。20日と21日の2日間に来場された人による投票をもとに、最終日に一般社団法人日本石材産業協会会長射場一之さんをはじめとする審査員による審査のうえ、優秀賞と最優秀賞が決定されます。なお、選に漏れた作品の中から協賛企業各賞が選ばれ、全員に本選通過参加賞が贈られました。
最優秀賞は、鈴木ひとみさんの作品、テーマは「緑風」です。
優秀賞は、竹内久美子さんの作品、テーマは「思い出のグラス」です。
授賞式のときにご挨拶された来賓のお1方が『供花というと白というイメージが強かったが、今日見ると赤やオレンジ、ブルーといった鮮やかな色使いの作品が多く、その変化に驚いた』と仰っていました。確かに飾られた花を見ると、ぱっと目がいく鮮やかな供花が多いですね。でも優秀賞2作品は、この中でも比較的シックな色使いの作品でした。個人的には赤やオレンジをどこかワンポイントでもいいので使っている供花がよいなぁと思いました。例えば次のような。まぁ個人の好みですね。