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2019年に亡くなった方々(海外編)

記事公開日:2020.01.19/最終更新日:2023.05.10

2019年に亡くなった方の海外編です。日本編同様に選定基準に筆者の知識、興味の偏りがあることをご容赦ください。略歴とともにご紹介し、お悔やみの場とさせていただきます。

2019年1月26日逝去

フランス・ギャルさん フレンチポップスシンガー 享年70歳

ミシェル・ルグランさん フランスの作曲家、映画監督 享年86歳

20世紀後半のフランス映画音楽界を代表する存在で、携わった作品の数は200以上に上ります。代表作は、『シェルブールの雨傘』、アカデミー歌曲賞を受賞した『華麗なる賭け』、『愛と哀しみのボレロ』、『栄光のル・マン』、『007ネバーセイ・ネバーアゲイン』、『火の鳥(日本映画の実写版)』のテーマ音楽、などです。親日家であることも知られていました。

 

2019年2月24日逝去

ドナルド・キーンさん アメリカ出身の日本文学者・日本学者 享年96歳

日本文学と日本文化研究の第1人者です。2011年の東日本大震災を機に日本国籍を取得されていますので、海外編ではなく日本編のほうが相応しかったかもしれません。数多くの日本の古典から現代文学までを海外に広めることに大きな貢献をした方でした。その功績から、勲二等旭日重光章、文化勲章の叙勲を受けています。

 

2019年3月7日逝去

ザ・デストロイヤーさん アメリカ出身のプロレスラー 享年88歳

白い覆面を被り、足4の字固めを武器に力道山やジャイアント馬場、アントニオ猪木などと戦ったプロレスラーでした。本名はリチャード・ジョン・ベイヤーといいます。日本ではテレビタレントとしても活躍をし、日本テレビ系で放送されたバラエティー番組『金曜10時!うわさのチャンネル!!』(司会:和田アキ子、せんだみつおら)のレギュラーとしてお茶の間の人気も集めていました。

 

2019年5月13日逝去

ドリス・デイさん アメリカの女優・歌手 享年97歳

10代から歌手として活動を始め、1944年の『センチメンタル・ジャーニー』が大ヒット。その後、1948年には女優としてデビューし、1956年のアルフレッド・ヒッチコック監督作品である『知りすぎていた男』では劇中歌『ケ・セラ・セラ』を歌い大ヒット。アカデミー歌曲賞を受賞しています。

 

2019年6月15日逝去

フランコ・ゼフィレッリさん イタリアの映画監督・脚本家 享年96歳

ルキノ・ヴィスコンティのスタッフとして演劇界入をしました。ヴィスコンティが映画に進出すると助監督を経験し。その後自らも映画監督を手掛けるようになりました。代表作は、オリビア・ハッセー、レナード・ホワイティングを起用した1968年の『ロミオとジュリエット』。古典がベースの青春映画を得意としていました。そのほかに、修道士聖フランチェスコを題材とした1972年の作品『ブラザー・サン シスター・ムーン』。1979年のアメリカ映画『チャンプ』などがあげられます。

 

2019年8月16日逝去

ピーター・フォンダさん アメリカの俳優 享年79歳

父は名優ヘンリー・フォンダ、姉も名女優ジェーン・フォンダという芸能一家です。ピーター自身の出世作は、1960年代後半に世界中の潮流になったニューシネマブームにのって自ら製作も務めた1969年の作品『イージーライダー』です。その後は長らくヒット作に恵まれませんでしたが、1997年の『木洩れ日の中で』でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞しています。お姉さんのジェーンはまだご健在ですね。

 

2019年9月14日逝去

ジーン・バッキーさん アメリカ出身のプロ野球選手 享年82歳

阪神で8年間、近鉄で1年間、日本のプロ野球界で投手として活躍した選手です。阪神時代には20勝以上を2度記録。1964年には24勝で、阪神のセリーグ優勝に大きな貢献をし、

海外出身選手としては初めて沢村栄治賞を受賞しています。近鉄の1969年を最後に現役を引退し、アメリカで中学の教師、牧場経営などに携わっていたそうです。