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押し買いにご用心

2017年12月20日

「押し売り」ならぬ「押し買い」が横行しているようです。初めて耳にする人もいるかもしれませんが、終活や断捨離ブームに付け込む悪徳商法です。その実態と、普段どう気をつければ良いか、被害にあったらどうするか、簡単に説明しましょう。

増えている押し買い

押し買いは、貴金属など高額な商品を法外な安値で買ったことにして持ち去ってしまう商法です。2010年から2011年にかけて国民生活センターに寄せられた相談件数が8倍以上の増加したことを受けて、特定商取引法という法律で押し買いにもクーリングオフ制度が導入され、初めて規制する法律が存在することになりました。しかし、その後も増え続け2016年度は約8,600件の相談が国民生活センターに寄せられています。

【参考 国民生活センター発表の相談件数推移】

出典 独立行政法人国民生活センター2017年9月7日公表

   注)2017年度は4月から8月までの集計結果

主な手口とは

電話あるいは飛び込みで「ご家庭の不用品を買い取ります」というトークでアプローチしてきます。面談してしまうと、はじめは不用品と言っていたはずが、高価な貴金属品を見せろと言い始めます。

「どこよりも高値で買い取ります」

「査定は無料なので、査定だけでもさせてください」

「不用品の引き取りは、貴金属の引き取りが条件です」

などと難癖をつけ始めます。それもしつこく、場合によっては威圧的に。そして怖くなった人から安値を付けた商品を強引に持ち去る、あるいは売買契約書に押印させるという手口が多いようです。

狙われる商品

貴金属や着物などが中心ですが、中には自動車やバイクなどの大きな商品も押し買いにあったケースがあるようです。

押し買いの対処方法

押し買いに限らず、悪徳方法の対処方法は共通ですね。次のようなことを心がけましょう。

◯電話の勧誘は話を聞かない

◯見ず知らずの人の訪問者には扉をあけない

◯実際に処分したい物があった場合は、自分で調べて信頼できる事業者を選ぶ

万が一被害にあってしまったら

自分1人で抱え込まずに、家族や周りの人にすぐに相談するとともに、次のような対応をととりましょう。

◯警察に被害届けを出す

◯消費生活センターに相談する

先にも書いたように法改正によって、押し買いにもクーリングオフが適用されます。押し買い業者の中には、「買い取りにはクーリングオフがない」と言う業者が多いようですが騙されないようにしてください。

特に高齢者が被害にあうケースが多いようです。今後は、「不用品の買い取り」という直球アプローチではなく「終活に興味ありませんか」「終活の相談にのっています」のように絡め手のアプローチが出てくることも予想されます。とにかく、営業行為に対しては『はっきりと断る』ということが最大の対策ですので、周りの人にも十分に気をつけるようにうながしてくださいね。

 

▶国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170907_1.html

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