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【供花の相場の金額とは?】葬儀に贈る供花の相場やマナーについて解説

記事公開日:2024.04.02/最終更新日:2024.04.02

供花の種類や金額が統一されていることもある

供花とは、親族など身内や、故人と親しかった友人、会社の関係者などが葬儀に出席できない場合の香典代わりに贈る花のことです。

 

どのぐらいの金額のものを贈ればいいのか気になりますが、供花の相場は、1基で「7000円~1万5000円」程度です。

 

かつては、2基1対で贈ることがマナーとされていましたが、葬儀が小規模化したため現在では1基で贈るケースが一般的です。

 

2基1対で贈る場合は倍の価格になります。

 

供花を注文する際には、葬儀会社で受け付けていることが多いのですが、花屋インターネットを使う人も増えています。

 

供花を贈る際には、通夜の前に会場に届くように注文します。

 

葬儀会場によっては外部業者からの供花を受け付けない場合もあるため、事前に葬儀会社に確認しておくと安心です。

 

供花については、こちらの記事もご覧いただくと参考になります。
⇒ ご参照ください。

 

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供花の相場

供花の相場
 
自分が供花を贈るとなった場合、相場としていくらぐらいなのかは気になるところです。

 

供花の相場を確認しておきましょう。

 

供花の相場

 
供花の相場は1基7000円~1万5000円程度です。

 

あまりに高額な花を贈られると受け取った遺族の負担になることになりますので、相場に合ったものを贈るよう心掛けるとよいでしょう。

 

昔は、供花2基を1対として左右に飾っていたため、1対で贈るのがマナーとされていました。

 

しかし、近年では家族葬などを中心とした小規模な葬儀が主流となっているため、会場の大きさもコンパクトなものになり、場所をとらないように1基で贈るケースが一般的になっています

 

近親者が贈る場合には2基1対で贈る場合も多いのですが、会場によっては1基に限定しているところもありますので、事前に確認しておきましょう。

 

供花の種類や金額が統一されていることもある

 
祭壇の周りの飾り付けをバランスよくきれいにするために、葬儀によっては供花の種類と金額を統一していることがあります。

 

指定の花よりももっと大きな花を贈りたかったという方は、2基1対にして贈るとよいでしょう。

 

供花とは

供花とは
 

供花について、贈る意味とタイミングを知っておきましょう。それぞれ解説します。

 

供花の意味

 
供花の読み方は「きょうか」あるいは「くげ」です。

 

故人の親族や関係が深かった友人、会社の関係者などから贈られることが多く、葬儀当日に参列できない方が香典代わりに贈るケースもよくあります。

 

供花には、故人を思い弔う気持ちで祭壇の周りを飾るということと、きれいな花によって遺族の気持ちを慰めるという「2つの意味」が込められています。

 

供花はいつ贈るのか

 
供花は通夜が始まる前には式場に届いているように手配する必要があります。

 

式が始まる直前は、準備等でスタッフも忙しくしています。

 

できれば通夜の前日に届くように注文するとよいでしょう。

 

通夜の日時を伝えておき、タイミングよく届くように依頼しておきます。

 

お花代とは

お花代とは
 
供花の費用として「お花代」を出されることがあります。

 

お花代の意味と渡し方について確認しておきましょう。

 

香典とは異なるお花代

 
お花代とは、遺族に対して供花の代金として渡すお金のことです。

 

一般的に香典とは別にして渡しています。

 

ただし、一部では香典と一緒にしてお花代としている場合もあるので注意が必要です。

 

人によって意味の違いがあるようです。

 

また、お花代と似た言葉で「御花料」があります。

 

これは、キリスト教の葬儀で、故人に備える花のお金として遺族に渡されるものを指します。

 

お花代の渡し方

 
お花代は、不祝儀袋あるいは白封筒の表に「お花代」と表書きし名前を記入して受付で渡します。

 

その際に、お花代を香典とは別で渡すのか、香典として渡すのかを伝える必要があります。

 

供花の代金としてお花代を出す場合の金額は、供花の金額が相場となります。

 

供花の特徴

供花の特徴
 

供花の特徴と、供花以外に葬儀に飾られる花について解説します。

 

枕花や花輪との違い

 
供花以外に贈られる花には「枕花(まくらばな)」と「花輪(はなわ)」があります。

 

「枕花(まくらばな)」は、亡くなった知らせを聞いた近親者が故人の自宅などに送り、枕元に供えられる花のことです。

 

通夜の前まで飾られています。

 

「花輪(はなわ)」は、リング状のスタンド式の花です。

 

造花で作られることが多く、葬儀会場に入口付近に設置されます。

 

献花との違い

 
献花(けんか)とは、キリスト教の葬儀などで、追悼の気持ちを込めて一人1本ずつ献花台に供える花のことです。

 

供花におけるタイプ

 
供花の形状には「2種類」があります。

 

フラワースタンドタイプと花籠に生けたタイプで、場所をとらない花籠タイプが多く利用されるようです。

 

供花を贈る際のマナー

供花を贈る際のマナー
 
供花を贈る際にはマナー違反にならないように注意したいものです。

 

どのようなことに気をつけるべきかを確認しておきましょう。

 

供花は早すぎず遅すぎず手配する

 
供花を届くタイミングは、早すぎず遅すぎずということが望まれます。

 

あまりに早く到着すると、前から用意していたように思い、気にする人がいるかもしれません。

 

訃報が届いてから手配を始めましょう。

 

到着が遅すぎるのも、よくありません。

 

式の開始前は、葬儀スタッフは忙しくしているので、直前や始まってから届くと、迷惑になる可能性があります。

 

通夜の前日に届くように手配するのが望ましいでしょう。

 

供花は1基で贈ってもいいのか

 
昔のしきたりでは、供花は2基1対で贈るのがマナーとされていました。

 

左右に1基ずつ飾ってバランスよくするためそうなっていましたが、数が多くなりすぎて会場に入りきらなくなりました。

 

また、近年では家族葬を中心とした小規模な葬儀をするケースが多く、広い会場は使われなくなっています。

 

こうした理由で、供花は1基で贈ることのほうが一般的となっています。

 

地域によっては異なる場合もあるため、念のため葬儀社に確認しておくとよいでしょう。

 

供花は連名で贈ってもいいのか

 
供花を連名で贈ることは全く問題ありません。

 

グループ名などで「〇〇一同」といった記載をするか、2~3名であれば、そのまま全員の名前を載せてもらうように依頼します。

 

供花を辞退するケースも

 
故人や遺族の意向で供花を辞退しているケースもあります。

 

特に家族葬の場合には、なるべく静かに送り出したいとして、供花を辞退するケースが多く見られます。

 

供花を手配する前に確認しておいたほうがよいでしょう。

 

供花を手配する方法

供花を手配する方法
 

供花を依頼するには葬儀社や花屋に注文するのが一般的ですが、インターネットでも注文できるようにもなっています。

 

葬儀会場や葬儀社に依頼する方法

 
供花を依頼する先としては、葬儀社が一般的です。

 

予算やイメージを伝えて、決められたプランの中から選ぶだけですので簡単です。

 

葬儀社では式のスケジュールを把握しているので、会場の大きさに合ったものを提案してもらえます。

 

また、式のスケジュールもわかっているので、時間を合わせて用意してくれるので安心できます。

 

花屋に依頼する方法

 
花屋でも供花の受付をしています。

 

お店にあるさまざまな花の中から故人の好みの花を選んで送ることができます。

 

葬儀会場によっては、外からの供花を受け付けていないケースもあるので、事前に葬儀社と相談して確認しておくとよいでしょう。

 

インターネットで手配する方法

 
インターネットを通じて供花を手配する方法は、いつでもどこでもできるため、忙しい方には便利でしょう。

 

画面を通じて花のイメージが確認でき、価格帯で選べるのでわかりやすいです。

 

インターネットを通じて手配する場合も、会場で受け入れているかを確認しておくと安心です。

 

供花の札名の書き方

供花の札名の書き方<
 

供花を贈る際の札名の書き方について、あらかじめ確認しておきましょう。

 

親族が贈る場合

 
複数の親族が一緒に供花を贈る場合には「〇〇家一同」あるいは「兄弟一同」のように、故人から見た関係に「一同」とした名前で贈ります。

 

人数が少ない場合には、連名にして年長者から順に名前を載せた札名にすることもかまいません。

 

会社として贈る場合

 
会社として供花を贈る場合には、正式な会社名、部署名、役職名を札名に入れます。

 

例えば「株式会社〇〇 代表取締役 □□」といったようにします。

 

部署内の従業員が一緒に送る場合には、「株式会社〇〇 △△部一同」といった札名にして贈ります。

 

連名で贈る場合

 
人数が少ない人が一緒に贈る場合は、連名で札名に記載します。

 

序列がある場合は上の人から順に、ない場合は五十音順や年齢順とします。

 

宗教別の供花の種類

宗教別の供花の種類
 

葬儀が行われる宗教によって供花の種類も変わってくる場合があります。

 

事前に確認しておきましょう。

 

仏教

 
仏教の供花は、白を基調とした菊、百合、蘭などを用いて落ち着いた感じに仕上げるのが一般的です。

 

地域によっては多少異なる場合もあるので、葬儀社に確認しておくとよいでしょう。

 

神道

 
神道でも供花を贈りますが、使われる花は仏教とほぼ同じです。

 

以前は榊(さかき)を用いることもありましたが、現在は生花を贈るのが一般的です。

 

キリスト教

 
キリスト教の供花は、百合やカーネーションなどの洋花を用いた花籠タイプのものを贈ります。

 

菊の花は使いません。

 

地域や宗派によっては樒を使うことも

 
地域や宗派によっては樒(しきみ)を供花として用いることがあります。

 

樒には毒性があり、強い香りがあることから、邪気を払うと言い伝えられていました。

 

供花を手配する際の注意点

供花を手配する際の注意点
 

供花を手配する際の注意点があります。

 

あらかじめ確認しておきましょう。

 

支払いについて

 
葬儀社に供花の注文をした場合は、後日請求があって振り込み直接支払いをします。

 

インターネット注文の場合は、クレジットカード払いが多いでしょう。

 

故人との関係性について

 
届けられた供花は、故人との関係が近い順に祭壇の周りに飾られます。

 

送り主と故人との関係がわからないと、並べる際に調べる必要があり手間がかかりますので、供花を贈る際には個人との関係性がわかるようにしておきましょう。

 

複数人が注文しないよう確認を取る

 
複数人の合同で供花を贈る場合には、間違えて注文が重なることがないように、誰が注文するのかをしっかり決めておきましょう

 

【供花の相場の金額とは?】葬儀に贈る供花の相場やマナーについて解説 まとめ

 
供花を贈る機会はそれほどないため、相場についての知識はほとんどない方が多いでしょう。

 

供花について、ある程度の知識があれば注文しやすくなります。

 

葬儀を担当する葬儀社であれば、スケジュールを把握しており、地域の事情についても詳しいので、相談してみるとよいでしょう。

 

供花については、こちらの記事もご覧いただくと参考になります。
⇒ ご参照ください。

 

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