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これだけ読めば服装・お香典・振る舞いを一通りマスター!お通夜に参列する際のマナー

2016年05月25日

現代のお通夜は、告別式にも列席する家族、親族、故人との縁の強い人はもちろんですが、都合でお葬式に列席できない人の故人とのお別れの場としての意味合いと、もうひとつ故人との関係性が告別式に列席するまでの間柄でない人、どちらかというと故人より遺族との関係性でお通夜にだけ列席するという意味合いが強い場になってきています。

例えば職場の上司や同僚の親族が亡くなった場合、友人のご両親や兄弟が亡くなった場合、近隣で顔見知りの人が亡くなった場合など、お葬式と比べるともしかしたら頻度は多いのかもしれません。

不幸は突然やってきます。お通夜の日が1週間も先ということはほとんどありません。訃報を聞いた翌日だったり、当日というケースもあるでしょう。そんなときに慌てないためにここでは、お通夜に列席するときに、これだけはおさえておきたいマナーをご案内します。

お通夜の服装のマナー

お通夜は元々、故人と縁ある人が告別式前に「急ぎ駆けつける」という位置づけでしたので、平服に黒の喪章をつけるだけでも失礼にはなりません。男性の場合、ネクタイだけブラックタイに替えるというケースもあります。しかし、現在ではお通夜がお葬式に列席できない人のための告別式という意味合いが強くなっているため、お葬式同様にブラックフォーマルを着用する人が増えています。無論、フォーマルでなくても上記のとおり失礼にはあたりませんが、男性女性ともに、派手な服装は相応しくありません。服装の準備をする時間があるならば、次の基準を参考にしてください。

男性が通夜に参列する際の服装

  • ブラックフォーマルないしダークスーツ(色は紺かダークグレー、目立たないストライプは可)
  • シャツは白
  • ネクタイは黒(柄物は避ける)
  • 靴下は、黒ないし黒に近い色
  • 靴は黒
  • ハンカチは白ないし黒の無地、無地の淡い色であれば可
  • 光沢のあるものは避ける
  • お数珠を携帯する

女性が通夜に参列する際の服装

  • ブラックフォーマルないし紺、ダークグレーなどの地味な色のスーツないしワンピース。黒無地のブラウスとスカートでも可。
  • ストッキングは黒または肌色
  • 靴は黒
  • ハンカチは白ないし黒の無地、無地の淡い色であれば可
  • 光沢のあるものは避ける
  • お数珠を携帯する

男性女性ともに、フォーマルでなくても失礼にはなりませんが、例えお通夜の当日に訃報を初めて聞いて急遽駆けつけることになったとしても、最低限派手な服装は謹んでください。来ていたシャツがカラーシャツだったり靴下が派手だったりしたら、白いシャツや黒井靴下を買って着替える、くらいの配慮は必要ですね。

お数珠はできれば、持っていくようにしてください。

お香典の用意と金額の目安

お通夜とお葬式でお香典の相場に違いはありません。お通夜の列席でも一般的な相場のお香典を用意しましょう。お香典に包む金額は、ご自分の年齢と故人との関係により決まってきます。

お香典の目安

亡くなった方 ご自分の年齢
20代 30代 40代以上
両親 30,000~50,000 50,000~100,000 100,000~
兄弟・姉妹 30,000~50,000 50,000 50,000~
祖父母 10,000 10,000~30,000 30,000~50,000
伯(叔)父、伯(叔)母 10,000 10,000~20,000 20,000~30,000
その他の親族 3,000~5,000 5,000~10,000 5,000~20,000
勤務先の社員(上司・同僚) 5,000~10,000 5,000~10,000 10,000~
勤務先社員の家族 3,000~5,000 3,000~5,000 5,000~10,000
仕事関係 3,000~5,000 5,000~10,000 5,000~10,000
友人 5,000~10,000 10,000~30,000 10,000~30,000
友人家族 3,000~5,000 5,000~10,000 5,000~10,000
恩師 3,000~5,000 5,000~10,000 10,000~
その他の知人 3,000~5,000 5,000~10,000 5,000~10,000
隣近所 3,000 30,000~5,000 5,000~10,000

お香典にはきりのいい金額を包むのが一般的ですが、そうでなければならないという決まりはありません。ただ、苦労を想起させる(九)、死を想起させる(四)の数字は避けましょう。

お香典は、黒白ないしは双銀の水引をあしらったのし袋(弔事の場合は不祝儀袋といいます)を使用します。表書きは「御霊前」が最も一般的で、それ以外には「御香料」「御香典」などがあります。表書きが印刷されている市販の不祝儀袋で失礼にはなりません。

お通夜の会場での流れ・ご焼香のマナー

1.お通夜の会場に向かう

お通夜の会場へは、開式と同時くらいに着くのが理想的です。「遅れないように早めに行こう」と早く着きすぎることは、かえって失礼にあたるので注意してください。

2.お通夜の会場に着いたら

お通夜の会場についたら初めに受付をします。最近は斎場が会場となることが多いため、斎場の係員に誘導に従って受付をすれば良いです。故人との関係により受付がわかれているケースがあるので、自分がどこに該当するか気をつけましょう。受付は次のような手順で行います。

  1. 自分の順番になったら、受付の係の人にお悔やみの言葉を述べてから一礼
  2. 袱紗(ふくさ)に包んだ不祝儀袋を取り出して、表書きが相手に読めるように両手で受付係に渡す。
    ※むき出しのままの不祝儀袋を取り出すことは失礼とされているため、袱紗がない場合は、白いハンカチや風呂敷に包むこと。
  3. お香典を渡した後は芳名帳に住所と名前を書き、最後にもう一度一礼。

お通夜の会場では、知人を見かけても余計な会話は慎みましょう。挨拶も会釈や目礼ですませるのが礼儀です。

お焼香をする

お焼香は遺族、親族そして一般の会葬者の順番に行います。焼香のタイミングは係員の案内がありますので、それに従ってください。一般的な焼香の作法は次のとおりです。

  1. 遺族・親族に一礼
  2. 祭壇に一礼した後に合掌
  3. 右手の親指、人差し指、中指の三本で抹香を少量つまみ目の高さまで持ち上げる
  4. 目を閉じ故人の冥福を祈り
  5. 指をこすりながら抹香を香炉に落とす
  6. その間数珠は左手にかけておく
  7. 焼香を済ませたら再度合掌
  8. 祭壇に一礼し、遺族、親族の前を順に一礼しながら退場

なお遺族に言葉をかけることができるような会場であれば、次のような簡潔なお悔やみの言葉を伝えましょう。

「この度は誠にご愁傷さまでした」

「○○さんには良くしていただきました。本当に残念です」

通夜振る舞い

焼香の後に、「通夜振る舞い」の席に案内された場合は、断るのは失礼にあたることを覚えておいてください。時間がないようなときでも必ず出席して、短い時間でも良いので料理に箸をつけたり、飲み物に一口は口をつけてください。

なお、通夜振る舞いは宴会ではありません。大声での会話や笑い声は厳禁です。また、また長居をしないように心がけましょう。

告別式化してきている現代のお通夜は、服装にも気をつかったほうが良いですね。上記のマナーをきっちりと理解していれば、遺族にも失礼にならず、周囲からも非難されることなく、故人や遺族にお悔やみの気持ちを伝えることができます。

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