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永代供養と永代供養墓で気をつけたいこと

2017年01月31日

 「永代供養」という言葉を最近よく見聞きするようになりました。本来の意味は、数世代にわたって、故人や先祖をまつり、供養する宗教的な行為のことでしたが、現代の永代供養は、お寺や霊苑が、お墓で供養するスタイルの一つとして使われています。具体的にはどのようなものなのか、みていきましょう。

 

永代供養とは?

核家族化が進んだ現代では、お墓は代々継承されるもの、という大前提が崩れかかっています。また少子化が進み、子ども、継承者がいないケースも増えています。「子どもにお墓のことで煩わせたくない」とう考える人も増えています。そんな時代背景で生まれたのが「永代供養墓」です。本来は、子孫が護り供養するお墓を、お寺や霊苑などのお墓の運営管理者が代わって供養とお墓の管理をしてくれるというものです。

永代供養墓の契約を交わす際には、永代供養の費用を支払うことになります。費用は、お寺や霊苑によって異なり、10万円程度から、高いものだと100万円以上。中には、年会費などと称して毎年の費用が別途かかるところもあります。

 

永代供養墓の種類

「永代供養墓」は、今では多くのお寺や霊苑が運営しています。その種類もさまざまですが、代表的なものをあげてみましょう。

 

樹木葬

墓石ではなくシンボルツリーが植えられた土地に、遺骨を共同埋葬するケース(合葬)が多いです。特長としては、墓石費用がかからないため、墓所使用料のみで比較的リーズナブルということですね。費用は遺骨一体あたり、数万円から10万円台が多いようです。

 

納骨堂

都市部で増加している屋内墓地です。永代供養を銘打っている納骨堂を数多く見つけることができます。屋内なので、管理もしやすく永代供養墓に向いているといえるのかもしれません。アクセスし易いという大きなメリットがあります。また、セキュリティがしっかりしている、雨の日でも安心ということでも人気がありますね。納骨堂は、その種類により費用が異なり、ロッカー式納骨堂だと10万円程度からです。

 

利用期限付き永代供養墓

お墓自体は通常のお墓と変わりません。13回忌、17回忌までのように利用期限が決められていて、期限がきたら合葬墓に移るタイプです。専用墓地も通常の墓地(平均1から2平米)よりコンパクト(平均0.5平米)なケースが多く、期限内使用料、墓石代、永代供養墓への納骨代(墓石撤去含)で100万円程度からと通常の墓地の半額で済む場合が多いです。

 

永代供養で気をつけたいこと

お寺や、霊苑がうたう「永代」という言葉から、永遠に管理してくれるもの、と考えがちですが、必ずしもそうではないことに気をつけたほうが良いです。お寺によっては、永代供養は30回忌まで、50回忌までのように定めているところもあります。先ほど説明したような一定の期間がすぎたら合葬になる場合は良いのですが、お墓そのものが排除される可能性もあるので契約内容をしっかりと確認しましょう。また、お寺の場合は檀家を辞めると永代供養の契約が破棄される場合がほとんどです。その場合もお墓は排除されてしまいます。

また、はじめのほうで説明したように、毎年なんらかの費用を支払う契約の場合は、費用の支払いをしなくなった時点で契約破棄とみなされ、排除されてしまいます。

そして、現代はお寺が廃寺になる時代、霊苑も倒産する可能性があります。いずれの場合もお墓が消滅することになるため、その時点で永代ではなくなるので注意が必要ですね。