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【知ってる?】亡くなった場所とお葬式する場所が異なるとき

2017年06月02日

一般的にお葬式は、亡くなった人が住んでいる場所であげるものですが、そうしなければいけないというきまりがあるわけではありません。故郷でお葬式をあげる、あるいは亡くなった場合が旅先や単身赴任地などの場合は、亡くなった場所とお葬式をあげる場所が異なってきます。そんなときに遺体はどうすれば良いのでしょうか。

遺体のまま搬送する

遺体のまま家に、故郷の生家に帰してあげたい、というご遺族の想いはよくわかります。遺体のままお葬式をあげる場所に移送(搬送といいます)する場合には、まず葬儀社に搬送を依頼することになります。地元でお葬式を依頼する葬儀社が、現地まで引き取りに来てもらえるなら、人件費などの諸費用が節約できて割安になる可能性がありますが、それが難しい場合は現地の葬儀社に搬送を依頼するしかありません。その場合は搬送した現地の葬儀社によって遺体が自宅(生家)または葬儀場に運ばれ、地元の葬儀社に引き渡されることになります。また、陸路では難しい遠隔地の場合は空路による搬送となり、必然的に送り出すのは現地の葬儀社で引き取りはお葬式をあげる地元の葬儀社に分かれてしまうことも理解しておいてください。複数の葬儀社を手配する場合は、葬儀社同士でしっかりと連携をとってもらうことをお願いするのを忘れないように。

空路の場合

特に空路の場合は、遺体は貨物として乗せられることになります。航空会社への申請も含めて陸路と比べると手続きや手順が複雑になるので、経験豊富で信頼できる葬儀社に依頼する必要があります。見知った土地ではない場合に、どの葬儀社に頼めば良いのか迷うところですが、病院、警察、役所などに相談してみるのが良いでしょう。

搬送する費用

陸路の場合は、移動に伴うガソリン代、高速代などの交通費のほかに、ドライバーと助手の人件費と遺体を保全するためのドライアイスなどの費用がかかります。走行距離500キロとして20万円から30万円程度の費用がかかります。空路の場合は、空路用の特殊な棺桶とドライアイス、梱包費用、それに重量と距離で決まる輸送費となります。搬送距離が500キロ、一般的な男性の重量であれば25万円程度のようです。一般的に搬送する距離が長くなれば空路のほうが割安といわれていますが、一度2つの方法で見積もりをとることをお勧めします。

現地で火葬までする場合

亡くなった場所で火葬まで済ませて(荼毘(だび)に付す)、遺骨を持ち帰りお葬式をあげるというケースも多いです。この場合は現地で火葬だけに対応してくれる葬儀社を探し、火葬許可をとって火葬だけを済ませます。遺骨の入った骨壷はそのまま人が運んでも問題ないので、どこかに依頼する必要はありません。遺骨となったとしても、家に帰ってからお通夜、お葬式という一般的なお葬式の流れで進めて問題ありませんが(地方によってはお通夜の前に荼毘に付す慣習をもつところもあるようです)、遺体の保全などに気を配る必要はありませんので、より良い日程を選んでお葬式だけとするほうが良いように思います。

 

遺体の搬送は、葬儀社を介さずに自家用車で行っても法律的には問題はありません。しかし、遺体の保全のことを考えるとプロに任せるほうが安心ですよね。

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