以前の記事でご紹介した、大分県杵築市が終活にまつまる川柳を全国から募った「第1回杵築終活川柳」の審査結果が、公開されました。
県外からの応募も多数!
前回の記事のとおり、この川柳公募は「きつき終活応援プロジェクト」を立ち上げて市民の終活を支援している大分県杵築市が、2017年11月に市オリジナルの「きつきネバーエンディングノート」というエンディングノートを作成して無料で配布を行った第1弾に続く、終活支援プロジェクトの第2弾です。地方自体による終活川柳の公募は全国で初めてとのことでしたので、注目してウォッチしていました。
杵築市のホームページによると、43の都道府県から335作品の応募が合ったそうです。割合を見ると、杵築市内からが87件、大分県内の杵築市以外から66件、県外などからは182件と全国的に関心が高かったことがうかがえます。
優秀賞はどの作品も魅力的
審査の結果、市長賞に1作品、優秀賞(市内からの応募)3作品、優秀賞(市外からの応募)3作品が選ばれました。なお、市では今後、応募された全作品が掲載された『さつき終活川柳集』を作成し、杵築市内の公共施設を中心に閲覧できるようにするようです。杵築に行かないと見ることができないのが、かなり残念です。ホームページで公開されている優秀作品はどれもできが良く、他の全作品にも目を通してみたくなります。
市長賞は杵築市の方の作品でした。筆者は、市外から応募の優秀賞である『遺影用 分かっていても 出るピース』に思わず「あるある」と共感してしまいました。
優秀作品7作品は、杵築市ホームページで見ることができます。