互助会 メリットを知りたいけど仕組みがわかりにくい…と感じていませんか?
将来の葬儀で家族に負担をかけたくないと考えた時、互助会と葬儀保険が主な選択肢に挙がります。
しかし、どちらも積立式で似ているため、具体的なメリットの違いが分かりにくいと感じる人も多いはずです。
結局どちらが自分に合っているのでしょうか。
本記事では、互助会と葬儀保険のメリット・デメリットをわかりやすく徹底比較します。
さらに、単に費用が安くなるだけではない、互助会ならではの「知らないと損する5つの特典」も詳しく解説。
目次
互助会とは?葬儀保険との違いを解説
互助会 メリットと葬儀保険のメリットを比較する前に、まずは両者の根本的な仕組みの違いを理解しましょう。
互助会とは将来のサービスを予約する積み立てシステム
互助会とは、将来執り行う結婚式やお葬式などの儀式(冠婚葬祭)に備えて、毎月3,000円~5,000円程度を積み立てるシステムのことです。
いわゆる「サービス」の契約になります。
あらかじめ契約したプラン内容のサービスを、将来必要になったときに会員価格で受け取る権利を確保しておく、いわば将来のサービスの予約購入のような仕組みです。
運営は、経済産業大臣の認可を受けた冠婚葬祭事業者が行っています。
出典:経済産業省「前払式取引」
葬儀保険は現金を備えるための金融商品
一方の葬儀保険は、保険会社が提供する金融商品。
被保険者が亡くなった際に、受取人がまとまった現金(保険金)を受け取ることができます。
こちらは、あくまで「現金」に備えるのが目的。
受け取った現金を葬儀費用に充てるのが一般的ですが、使い道は限定されておらず、お墓の購入費用や相続税の支払いなどに使うことも可能です。
【一覧表で比較】互助会のメリット・デメリットと葬儀保険のメリット・デメリット
両者の特徴を項目別に比較表で整理しました。
どちらがご自身の考え方に近いか見てみましょう。
比較項目 | 互助会 | 葬儀保険 |
---|---|---|
目的 | 葬儀などのサービスを受ける権利の確保 | 葬儀費用などに充当する現金の確保 |
金銭的メリット | 物価上昇に強い、一般価格より10-20%程度割安な会員価格 | 契約内容に応じたまとまった現金 |
サービス面 | 専門スタッフのサポート、24時間対応 | 基本的になし(自分で手配) |
自由度 | 契約プランの範囲内 | 現金の使い道は自由 |
途中解約 | 可能だが解約手数料がかかる | 解約返戻金がある場合が多い |
倒産リスク | 保全措置があるが全額ではない可能性 | 保険契約者保護機構による保護 |
知らないと損!互助会のメリット|葬儀以外にもある5つの特典
互助会のメリットには暮らしを豊かにするさまざまな特典が用意されています。
葬儀以外もOK!結婚式や成人式にも使える「ライフイベント応援特典」
互助会の積立金は、葬式のためだけのものではありません。
子供や孫の七五三、成人式の衣装レンタル、さらには結婚式の費用にも充当できるのです。
家族の成長に合わせて訪れるさまざまなライフイベントを、経済的な負担を抑えつつ、華やかに彩ることができます。
提携施設の割引がうれしい「暮らしのサポート特典」
多くの互助会は、地域の様々な施設と提携しています。
レジャー施設やレストラン、ホテル、人間ドックなどを会員価格で利用できるため、普段の暮らしの中でもお得を実感できます。
いざという時のためだけでなく、日常的に活用できるのが大きな魅力です。
深夜も安心「24時間365日サポート」
ご不幸は、時と場所を選びません。
深夜や早朝に危篤とは何かと調べているうちに、もしものことが起きたら…その瞬間に何をすべきか、冷静に判断するのは非常に困難です。
互助会会員なら、電話一本で専門スタッフがすぐに対応してくれます。
病院へのお迎えから安置、その後の手続きまでワンストップで任せられる安心感は、何物にも代えがたいメリットと言えるでしょう。
インフレに強い!サービス内容を保証する「価値の保証特典」
将来、物価が上昇して葬儀費用の平均が今より高くなったとしても、互助会なら契約時に約束されたサービス内容は保証されます。
これは、現金を積み立てる貯金や保険にはない、非常に大きな互助会 メリットです。
権利を譲渡・共有できる「家族安心特典」
契約者本人だけでなく、登録した家族も会員価格でサービスを利用できたり、必要に応じて権利そのものを家族に譲渡できたりします。
たとえば、ご自身は使わなかったけれど、子供が結婚式で利用するといったことも可能です。
家族の状況に合わせて柔軟に使えるため、掛け金が無駄になりません。
あなたに合うのはどっち?3分でわかるおすすめの備え方診断チャート
ここまで読んで、どちらにすべきか迷っている人もいるでしょう。
いくつかの簡単な質問に答えるだけで、あなたにピッタリの備え方がわかる診断チャートをご用意しました。
- Q1. 備えたいのは「葬儀そのもの」ですか?それとも「現金」ですか?
- 「葬儀そのもの」ならQ2へ
- 「現金」ならQ4へ
- Q2. いざという時、葬儀社の手配や段取りをご家族に任せるのは不安ですか?
- 「はい、プロに任せたい」なら 【A: 互助会】 へ
- 「いいえ、自分たちで決めたい」ならQ3へ
- Q3. 葬儀だけでなく、結婚式など他のライフイベントでもお得に使いたいですか?
- 「はい、使いたい」なら 【A: 互助会】 へ
- 「いいえ、葬儀だけでいい」なら 【B: 葬儀保険】 へ
- Q4. 葬儀社や葬儀の形式は、自由に選びたいですか?
- 「はい、自由に選びたい」なら 【B: 葬儀保険】 へ
- 「いいえ、ある程度お任せでいい」ならQ3へ
診断結果:互助会がおすすめなのはこんな人
- 葬儀の準備や手配をプロに任せて、家族の精神的負担を減らしたい人
- 将来が不安で、物価が上がってもサービスの質を落としたくない人
- 葬儀だけでなく、家族の様々なライフイベントで特典を活用したい人
- いざという時にどこに連絡すればいいか決めておき、慌てずに行動したい人
診断結果:葬儀保険がおすすめなのはこんな人
- とにかく現金を残すことを最優先にしたい人
- 付き合いのある特定の葬儀社など、依頼先を自由に選びたい人
- ごく小規模な葬儀を考えており、多額の準備は不要だと考えている人
- 現金の使い道を葬儀以外にも考えている人
互助会 選び方は?後悔しないために契約前に確認すべき3つの重要ポイント
互助会に興味を持ったら、次に大切なのが「どこを選ぶか」です。
世の中には「互助会はやばい」といった噂も耳にしますが、ポイントを押さえれば安心して選べます。
契約プランに含まれるサービスと追加費用の可能性
まず、月々の積立金でまかなえるサービス範囲を正確に把握しましょう。
祭壇や棺、基本的な運営費は含まれていても、飲食費、返礼品、式場の使用料などは別途「追加費用」となるケースがほとんどです。
どこまでがプラン内で、どこからが追加料金になるのか、事前にしっかり確認することがトラブルを防ぐカギです。
もし、葬儀費用を安くしたいと考えているなら、もしもの時のために資料請求などで互助会について詳しく知っておくことをおすすめします。
資料請求はこちらから >> 【カンタン30秒で資料請求】
解約手数料はいくらかかるのか
万が一、途中で解約する場合、積立金の全額が戻ってくるわけではありません。
所定の解約手数料が差し引かれます。
その金額がどれくらいになるのかは、契約前に必ず確認しておきましょう。
運営会社の経営状況と加入先の所在地
大切な積立金を預けるのですから、運営会社の健全性は重要です。
経済産業省の認可を受けているか、また、いざという時に利用したい場所、たとえばご自宅の近く(例:「互助会 東京」「互助会 愛知など)に斎場や提携施設があるかどうかも必ず確認しましょう。
まとめ
今回は、互助会のメリット、葬儀保険のメリットを比較し、あなたに合う備え方の診断、そして互助会選びのポイントまで解説しました。
どちらを選ぶにせよ、最も大切なのは家族への想いを形にし、将来が不安という気持ちを少しでも和らげることです。
まずは、ご自身の希望をエンディングノート(無料)などに書き出してみてはいかがでしょうか。
互助会について詳しく知りたい方は、資料請求から始めてみましょう。
複数社を比較検討することで、あなたに最適な互助会が見つかります。
互助会 メリットについてよくある質問(FAQ)
ここでは、互助会 メリットについてよくある質問に回答していきます。
互助会は入るべきか?どんな人におすすめですか?
葬儀の際に家族に金銭的・精神的負担をかけたくない、専門家のサポートを受けてスムーズに進めたい、と考える人にはメリットが大きいと言えます。
特に、物価上昇に備えたい人や、葬儀以外の特典も活用したい人におすすめです。
互助会で家族葬の費用はどれくらいまかなえますか?
多くの互助会で家族葬プランが用意されています。
積立金で葬儀の基本料金の大部分をまかなえることが多いですが、プラン内容によって異なります。
飲食費や返礼品など、どこまでが含まれるか、詳細は各互助会の資料で確認することが重要です。
公務員で互助会のメリットはどのようなものがありますか?
公務員の人も、一般の人と同様のメリット(会員価格でのサービス提供、インフレ対策、各種特典など)を受けることができます。
勤務先の共済組合などにも独自の制度がある場合がありますので、そちらと比較検討してみるのも良いでしょう。